モデルプラン1

ヨーロッパの中心地ライン=ネッカー広域連合においてエネルギー供給を完全に再生可能エネルギーへ切り替える:実用的なコンセプト、技術、チャンス、模範プロジェクト

wood combined heat and power plant  © Stadtwerke Heidelberg GmbH
Holzheizkraftwerk Woodchip-fired heating plant

ライン=ネッカー広域連合には、エネルギー分野の主な企業や研究施設と協力している地方の公共的機関があります。エネルギー供給の切り替えを再生可能エネルギーのみで成功させようと努めています。

それに相応しいコンセプトが考案され、数多くの模範プロジェクトが実行されました。特に注目すべきは、既存の送電線や地域熱供給および都市熱源ネットワークを利用しての新エネルギーの統合です。この地域には大きな都市を結ぶ冷暖房熱配管システムがすでに供給網として存在します。ドイツ最大級の広域的地域熱供給ネットワークです。

視察:
コジェネレーションシステムの木質バイオマスエネルギー施設を視察します。
バイオマス(未利用木材や最大70キロ離れた場所から集めた緑の廃棄物)を燃やすことによって環境を損なわない熱エネルギーと電力を生産し、地域熱供給ネットワークを利用して市の全域に供給しています。