モデルプラン12

住民参加による都市開発:ハイデルベルクの成功例

Family-friendly-city  住民参加による都市開発
Family-friendly-city  住民参加による都市開発

   ハイデルベルク市はすでに20年以上も前に、地方自治体の意思決定過程へのさらなる住民参加を決めました。市が住民参加の経験を増やしたことで、意思決定過程は絶えず改善されました。これによりハイデルベルクは「対話の都市」としてドイツ国内外で知られるようになりました。

   ハイデルベルクはここ数年、状況の変化に応じて住民参加の新しい方法を考え出しています。2012年には、より多くの住民参加を目指して広範囲にわたるガイドラインが示され、確立されました。主な目的は自治体の計画および意思決定過程への住民参加とその透明性、市民と行政、政治家の間での信頼の構築、そして理解の共有です。
住民参加では市民も責任を負います。市民の経験と専門知識は、行政によって全ての公共に役立てられます。このようにして多くの市民に受け入れられる決定が可能になります。

視察:
ハイデルベルク市の市庁舎と都市計画および都市開発の役所。