モデルプラン4

連邦レベルのモデルプロジェクト 「ハイデルベルクのマスタープラン、100%気候保全」

© Yvonne Megens
passive house standard

  連邦政府が掲げた大胆な目標であるエネルギー転換は、原発と化石燃料からの撤退をも意味します。これは地方自治体の積極的なサポートなしには達成できません。ハイデルベルク市は「グローバルに考え、ローカルに実行せよ」をモットーに、国際的に大きな意味を持つモデルプロジェクトをスタートさせました。

 連邦議会が支援しているプロジェクト「100%気候保全」と共に、ハイデルベルク市は目標を定めました。それは再生可能エネルギーを利用する際に資源の循環を考慮し、エネルギー効率とエネルギー節約のために持続可能な手段を用いるということです。目的は供給の安全と地域のエネルギー、資金、資源の流れの最適化です。現在、この目標の達成に向けて自治体がそれに適した組織と経営体制を作っています。連邦議会の定める2050年までのCO2排出量とエネルギー消費量減少の基準値を大きく超えることを目指しています。

視察:
ハイデルベルク市の環境局と低エネルギーハウス基準の公共の建物を視察します。