モデルプラン9

バイオエネルギー村‐再生可能エネルギーでエネルギー自給をする自治体

© Energiegenossenschaft Odenwald eG
Cooperative society Odenwald

  エネルギー転換における立役者は地方自治体です。ライン=ネッカー広域連合では「グローバルに考え、ローカルに実行せよ」をモットーに積極的に活動しています。再生可能エネルギーの利用と住民参加という形で、電力、冷暖房熱を自らの施設で生産し供給する小規模な自治体はますます増えています。

  ここでのエネルギー調達は環境に優しく、信頼が出来て低コストです。石油、石炭、ガスなどの化石燃料を利用する場合、国際的大企業と海外の利益が多くなりますが、バイオエネルギーの場合は利益のほとんどがこの地域内にとどまります。エネルギーの自給自足、カーボンニュートラルなバイオエネルギー村は市民の間で広く受け入れられています。大規模なエネルギー企業とその価格政策に左右されることはもはやありません。

視察:
バイオエネルギー村の訪問と環境に優しいエネルギー供給施設